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表参道あたりでぽっかり時間が開いたときは
スパイラルの5階にある櫻井焙煎研究所へ。

お店に入った瞬間に、まあるく広がっている焙じ茶の香り。

カウンター越しにお茶を入れる所作が滞りなく、流れるようで緊張感があってとても澄んだ時間が流れてるところ。

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沸いている釜から、柄杓で組んで、茶器をあたためて。

手の届くところに大体のものがあって、小さな冷蔵庫から、木製の氷桶に入った氷を出して、

これまた冷蔵庫の上を引き出すと桶をポン、とのせられる小さな台が出てくる。


その氷も冷たいお茶を入れる用の陶器の茶器にちょうど入るくらいの大きめの真四角な氷。

滞りなく流れる時間のためにとてもよく考えられた空間なんだなあ、と惚れ惚れ。


お湯の温度や時間を計らずとも入れられるようになってみたいものだわと、目を皿のようにして観察していたのでした。


◯◯◯


新茶が入ったとのことで、煎茶にしました。

ゆたかみどり
生仕上げ

最後の火入れを抑えたものなんだそうな。

一煎目はHIGASHIYAの一口菓子と一緒に。


今日は棗の中にバターと胡桃をはさんだ、棗バター。





二煎目はあずきの蜜煮と一緒に。

 

 

 


最後の一滴までしっかりと抽出するピシッとした手の動きよ。 三煎目は、茶葉を藻塩をかけてどうぞ、とのこと。

お湯を含んですっかりみずみずしくなっていて、驚く。

 

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お茶の葉がこんなにうるうるになるとは。

 



 

 

 

 

 

 


私が行った時はちょうど海外からのお客さんで賑わっていて、日本に旅行で来てお茶室に行くのは、果てしがなく敷居が高いけれど、ここにやってきて垣間見えるお茶の世界は、何事にもかけがえないよなあ、と。

そういえば私も、アメリカから旅行に来た叔母と一緒に行ったのだった。うん。

ちょうど他のお客さんがお茶のコースを頼んでいたので、玉露に焙じ茶、抹茶を入れるのも見れて楽しかったのでした。

 

 

 


お酒とお茶のコースもあって、「茶酒」 と呼ばれていて、楽しそう。過去のものが少し紹介されてたのでチラッとみただけで胸が踊る。


煎茶ジン+デコポン+木の芽

三年番茶ジン+伊予柑

No.13 微発酵ピスコ+洋梨

などなど…。
どんな味なのでしょう。
日本茶のおいしさを日夜研究している櫻井焙煎研究所。
今度は夜に行って、茶酒のコースを頼んでみたいところ。


席が少ないので休みの日は予約をするか、1度行く前に電話したほうがよさそうと思います。

ぜひ〜!

 

 

Illustration by Kumiko Emoto / Design by Moskitoo