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あっという間に春めきましたね。
あたたかくてとても嬉しい。
散歩日和です。

近所のおばあちゃんが元気に仕切っている和菓子屋の桜餅がとてもおいしくて、桜と団子とお花見を楽しんでいました。


いつも夜遅くまでお店を空けてるのですが、テレビの見える椅子でこっくりこっくり…あ、今日もまた寝ていらっしゃる…とスーパーの帰り道に確認するのが日課です。


さて、和菓子を買いにいくのが好きな私ですが、最近とても嬉しい出会いがありまして…。

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杉山早陽子さんが立ち上げた実験的菓子工房<御菓子丸>の"鉱物の実"というお菓子。


京都の<木と根>店頭でしか買えない幻のようなお菓子。

私が京都に到着する頃にはもう鉱物の実はないだろう、と思って、木と根にお茶をしにいったら…ありました。

 


今回は発売当日の入荷分が少なかったので、3日後の私が到着した日に納品があったそう。

 


当日行っても買えないこともあるのに、ついている。
ご縁がありました。

 


にやにや。



IMG_2217.JPG



御菓子丸のことば
<<和菓子のはじまりは木の実や果物と言われています。今から遠い昔に実った甘夏が化石になりました。古代の人からの贈り物です>>

和菓子の楊枝に用いられるクロモジの枝に琥珀糖がなっています。


IMG_2206.JPG

透けて溶けてしまいそう。




IMG_2207.JPG


食感は外はしゃくしゃく、中はぷるりとしていました。



儚くも一瞬でなくなってしまうので、クロモジの端を口の中でころころ。
この枝の細さもあいまって、
すごく透明で澄んだものを食べた気持ち。

宮沢賢治の小説のなかに出てくる食べ物はきっとこんな風。



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杉山早陽子さんはもともと、お菓子ユニット<日菓>ちゃんとして活動していて。
京都の伝統的な和菓子がぐっと身近に感じられたきっかけが、日菓ちゃんでした。

(SAVVYの編集長の水嶋さんがいつも日菓ちゃん、と呼んでいなので私も"ちゃん"付けで失礼します) 大阪で写真展をした時に、SAVVY編集部の方々の計らいで、日菓ちゃんが展示のイメージに合わせて和菓子を作って下さったのです(感涙)。 いつか京都に行ったら、和菓子を買ってみたいなあ、と思っていたら月日は流れ流れて、2人は新たな道へ。


こうしてまた縁あって、お菓子を買えて、とても嬉しかったのでした。


京都を中心に、茶会やイベント、展示にあわせて御菓子丸の活動が 気になるところ。

またどこかで会えることを願って。

 

Illustration by Kumiko Emoto / Design by Moskitoo