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何ヶ月も前の号になってしまうのですが、

「CREA」の一人温泉旅行特集がとても、良くて。

たくさんの量がどしどしと出てくる、きらびやかなご飯じゃなくて、

体にしみこんでいくような、丁寧なご飯が食べたい。

観光はしなくていいから、家のあれこれから離れて静かに本を読んで寝転がってご飯を食べて。

そんなことがしたいわ、と思い立ち、

箱根湯本にある<養生館はるのひかり>へ行ってきました。

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逗留湯治をおすすめしているお宿。

部屋はこじんまりとしたサイズなのかと思っていたら、

こたつがあったり、スコンと広い感じ。

華美な装飾はなく、そうそうこの窓辺に椅子があって嬉しい。

というシンプルな願いが叶う感じの。

受付のあるお茶室の屋根は茅葺き屋根。

ここでふう、と一息。

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窓辺にロッキングチェアとブランケット。

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この隣に小さな書斎もありました。

書物したい人にうってつけ。

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おいてある浴衣が良い。


到着が早かったからか、温泉独り占め。

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こちらは読書室。

芹沢?介さんの作品集がいくつもあって読みふけりました。

他にも民藝や養生に関する本や、茨城のり子さんの本などもあったり。

あと、雑誌の「自遊人」もおもしろくて熟読。

すばらしい宿がそこここに実はあるんだなーと。

すでに次の旅行のことを思ったり。

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思いのほか、館内は階段が多いので、膝が悪いと大変やもしれません。

階段を登るたびに、型染めの暖簾や何やらかわいいものが飾ってあるのが目に入り、

癒されます。

階段はまあまあ苦手です。

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昔々、ここは竹やぶの中に一軒だけのお茶室があって、そこに一日一組だけを招いてもてなしていたため、雀のお宿と呼ばれていたそうな。


それで雀。

かわいい。

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朝ごはん。

自家製の梅干し、おいしかったな。


それと藁包(わらづと)納豆食べました。
稲藁に大豆を包んで自家製で発酵させた納豆。

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病気になる一歩手前の未病の段階で、体の具合を自分で整えれたら何より。
食養生、帰ってからもっともっと勉強したいな、と思った次第です。


忘れられない瞬間が、 宿でロッキングチェアに座りながら遠くの山を眺めていたら

どんどん、どんどん、眠くなっていって、
カクンと寝てしまって。

はたと起きたら外は薄暗くなっていて、スーッと気持ちよかった。

こんな感覚が味わえるから旅に来るのって楽しい。

はてさて、みなさんは夏休みにどこか行きますか?

どうぞ楽しい日々をお過ごしください。

では!

Illustration by Kumiko Emoto / Design by Moskitoo