- 2017.03.21 Tuesday |
- 旅
アメリカ/その2/知恵くらべ
アメリカの旅の話の続きです。
祖父母の家のあるジョージア州はアメリカの東南部。
フロリダの北に位置する場所にあって、日本とは違った鳥を観察できる。
鳥が鮮やかな赤色に頭のトサカが綺麗なカーディナルや、
おばあちゃんと私が1番好きなかわいいチキディー、ブルージェイ、
蜂にそっくりの小さな鳥ハミングバード、などなど
窓の近くに置いてあるバードフィードを眺める。
朝と夕方の鳥たちのご飯の時間はいつまでも飽きずに見てしまう。
もちろん、りすもよくやってくる。
日本だとわざわざ、りす園に行くのに。
道ばたをパタパタと横切っていくので嬉しい。
りす用のフィーダーも下にあってそれを食べてくれる間は良いものの、
どうしても鳥たちの方から食べたい気持ちがあるらしい。
ふと窓に目を向けると、
りす避けの傘も虚しく、おいそうにもぐもぐするりす。
かわいい。
かわいいんだけれどと、体重の重いりすがバードフィーダーに乗ると、
ひっくり返ったり、壊れたり困ったこともある。
窓の近くの台を使ってて登ったらしい。
苦虫を噛んだような顔のグランパパ。
バードフィードを窓から離れた所へ動かしている。
今日もまた、りすと人間の戦いの火蓋が切って落とされた。
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いとこのエマと、叔母のウェンベリィ特性のピーナッツバターで調合された特製の固形餌は鳥たちに大人気。
もちろんりすも食べたいけれども、ゆらゆら揺れるプラスチック製の蓋 はツルツルと滑るので上からの突破は困難を極める。
考えあぐねる、りす。 嫌な予感。
支えの鉄棒から目一杯手を伸ばして、 まさかのリーチ。
この筋力、この諦めの悪さ。
この大奮闘ぶり。
りすの勝ち。
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